誰でも手軽に!リビングやダイニングを和モダンにする方法8選

「リビングやダイニングを和モダンにできないかな?」

「リフォームするのはちょっと大変そう…。」

「手軽に和モダンにできる方法はないかしら?」

建売住宅や賃貸マンションは、一般的に洋風のリビング・ダイニングであることが多いですよね。

そろそろ雰囲気を変えたい方や、もうすぐ引越し予定の方は、思い切って和モダンなリビング・ダイニングにしてみませんか?

この記事では、洋風のリビングやダイニングを手軽に和モダンにする方法を紹介しています。

いずれも大がかりなリフォーム要らずの方法なので、費用も手間も最小限に抑えられますよ。

和モダンとは

和モダンとは、伝統的な和と現代的なモダンが組み合わさったデザインのことです。

伝統的な和のリビングやダイニングもとても素敵ですが、段差が多かったり、天井が低かったりと現代の生活様式にはそぐわないこともあります。

また、洋風のインテリアや家具とマッチしないなど、洋風文化が浸透した現代日本人の生活には何かと不都合が生じることも。

そこで、近年人気なのが和モダンなのです。

伝統的な和と現代的な機能性を兼ね備えた、単なる和ともモダンとも違った趣きを持つ和モダン。

美しさと過ごしやすさの両方を実現できる和モダンは、おしゃれにこだわりを持つ人たちに選ばれています。

リビングとダイニングの役割

リビングとダイニング、両者の違いをご存じでしょうか?

間取りを指す際にもよく使われる言葉ですが、その意味や違いを正しく理解している人は少ないかもしれませんね。

リビングとは、リビングルームのことでテレビやソファを置いて、家族で団らんしたりくつろいだりするためのスペースです。日本語では居間や茶の間のことを意味します。

ダイニングとは、ダイニングテーブルや椅子を置いて、食事をするためのスペースです。日本語では食堂や食事室を意味します。

どちらも家族が集まるという点では共通していますね。

ちなみに、リビングダイニングとつなげた言葉は、くつろぐスペースと食事をとるスペースが同じ空間にある間取りのことを指します。

日本では昔から座って食事をとる習慣があり、今でも多くの家庭でよく見られる光景です。

そんな習慣がある日本だからこそ、食事をとった後にそのままくつろげるリビングダイニングという間取りが生まれたのですね。

洋風のリビングやダイニングを和モダンにする方法8選

一般的な住宅によくある洋風のリビングやダイニングを、手軽に和モダンにする方法を紹介します。

リフォーム不要の比較的簡単な方法なので、すぐに取り入れられますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

部屋の仕切りにのれんを掛ける

のれんと聞くと、お店の軒先や入口にかかっている布が思い浮かぶことでしょう。

実はのれんは、とても簡単に取り入れられる和モダンアイテムなんですよ。

平安時代から使われているのれんそのものが伝統的な和テイストなので、洋風のリビングやダイニングに取り入れるだけで和モダンに近づきます。

のれんは、光や風の調節雑多なスペースの目隠しの役割を果たしてくれます。

キッチンとダイニングの境目に掛ければ、調理機器や食器、食材など生活感のある空間を画し、すっきりとした和モダンに。

のれんがゆらゆら揺れる様子は優雅な気持ちにもさせてくれるでしょう。

窓にすだれを吊るす

すだれとは、細く割った竹を編み上げた伝統工芸品です。

日差しを遮りながらも、風通しは良いという優れもの。見た目も、絶妙な透明感と竹のつるっとした素材感で、とても涼しげですね。

比較的面積の大きいすだれは、窓に吊るすだけでリビングの雰囲気を一気に和モダンに変えてくれます。

濃い色のすだれは落ち着いたシックな和モダンに、明るい色のすだれはさわやかな和モダンに、すだれのデザインによってさまざまな和モダンを楽しめるでしょう。

置き畳で手軽に畳を取り入れる

置き畳とは、取り外しが簡単な正方形の畳のことです。

フローリングの上に置くだけで畳スペースができるので、和室のないお宅でも気軽に取り入れられます。

和室の畳は基本的にイグサという植物を原料に作られますが、置き畳はイグサだけでなく、和紙や樹脂などの素材が使われることも。

中には、水洗いできたりカビが生えにくかったりと、機能性の高い置き畳もあります。

さらに、洋室と合いやすい縁なし畳や、赤や青などのカラー畳などもあり、デザインも豊富です。

リビングのくつろぎスペースには、ソファの代わりに置き畳を取り入れてはいかがでしょうか?

和モダンなリビングにもなりますし、寝転がることもできます。

よりおしゃれでくつろげるリビングになること間違いありません。

和たんすを置く

ひと言で和たんすといっても、その種類は実にたくさんあります。

薬たんす、茶たんす、水屋たんすといった用途別のタンスや、仙台たんす、米沢たんす、庄内たんすといった産地ごとのタンスなど。

そんな和たんすの中でも、手軽にリビング・ダイニングに取り入れるなら、テレビ台やサイドボードとしても使える低めの和たんすがおすすめです。

くつろいだり食事をしてリラックスする空間なので、大きな和たんすよりも腰より低い和たんすの方がマッチしやすいでしょう。

和テーブルを使う

ダイニングテーブルを和風にするという方法も、一気に和モダンな雰囲気に変えられるのでおすすめです。

和テーブルといっても、ちゃぶ台や掘りごたつだけではありません。

濃い色の木材を用いたテーブルと椅子なら、大正ロマンのような和モダンな雰囲気にしてくれます。

「和を取り入れたいけど、椅子は必須。」という方にも、取り入れやすいのが嬉しいですね。

和モダンインテリアを追加するのではなく、すでにある物と置き換える方法はすっきりとスタイリッシュにまとめられるでしょう。

引越しや買い替えの時期にはぜひ検討してみてください。

和紙の照明で照らす

空間全体の雰囲気を左右するといっても過言ではない照明。

この照明を和紙に変えるだけで、おしゃれでやさしい和モダン空間になります。

和紙を通した光は、やさしく温かみがあり、くつろぎスペースのリビングやダイニングにはぴったりです。

天井から吊るすメインの照明に取り入れてもいいですし、床置きの照明をインテリアライトとして取り入れるのも素敵でしょう。

和紙照明のリラックス効果で、よりくつろげるリビングに、おだやかな会話が弾むダイニングになるでしょう。

和風のウォールステッカーを貼る

ウォールステッカーとは、その名の通り、壁に貼るシールのことです。

貼ったり剝がしたりが簡単で、壁紙を傷つけないことから、賃貸マンションにお住まいの方から特に人気です。

ウォールステッカーにはポップな柄やイラスト柄などバリエーション豊富です。

その中でも和風の柄や、竹や梅などの植物の絵柄のウォールステッカーを貼ると、おしゃれな和モダン空間になります。

イベントや季節ごとで変えて風情を出したり、その日の気分で変えたりできるので、手軽な模様替えも楽しめますよ。

和雑貨を飾る

家具や照明など大きなものだけでなく、小さな雑貨にも和を取り入れると細やかな和モダンを演出できるでしょう。

雑貨には、花瓶や小物入れ、時計、置物、ミニクッションなどさまざまなバリエーションが考えられます。

小さくてもセンスが問われるので案外難しいかもしれません。

あなたのこだわりの雑貨を飾ってくださいね。

龍村美術織物の干支小物

上品な和モダンなリビングやダイニングにしたいなら、龍村美術織物の干支小物をおすすめします。

美しい織物を作ることにこだわりぬいた龍村美術織物の生地は、大胆かつ上品な風合いです。

また、干支の置物は、1年を通して家族を守ってくれる縁起の良いもの。

家族が集まるリビングに置いて、家族みんなが幸せでいられるように願いを込めましょう。

龍村美術織物の商品はこちらから

ワンランク上の和モダンにするには?

さらにワンランク上の和モダンなリビング・ダイニングにしたい場合の、こだわりポイントを紹介します。

色使いや色の組み合わせ

ベースは自然素材の色を、アクセントには伝統色を用いると、落ち着いた華やかさを感じられる和モダンになるでしょう。

自然素材の色とは、畳のイグサやすだれの竹、のれんの木綿といったやさしい色を指します。

伝統色とは、日本に古くから伝わる色のことです。460種類以上もあり、日本人の繊細な感性を感じられますね。

例えば、同じピンク系統でも中紅・紅梅色・撫子色など10種類以上あり、微妙な色の違いごとに名づけられています。

お気に入りの色を決めて、アクセント色を統一するのも素敵ですね。

他のテイストとの掛け合わせ

洋室に和を足すだけでなく、北欧やヨーロッパのアンティーク家具などを掛け合わせると、さらにおしゃれ感が増すでしょう。

北欧の家具はシンプルで直線的なものが多いので、意外と和にもマッチしやすいのです。

ヨーロッパのアンティーク家具は、丸みがあったり装飾が華やかだったりするので、和に合うのか不安ですよね。

そんなときは、色をそろえると良いでしょう。

テイストが違っても統一感が出るので、おしゃれ和モダンになりますよ。

ディスプレイの余白

高級感のある和モダンを演出したいなら、ディスプレイの余白を作りましょう。

持っている雑貨を所せましと並べてしまっては、統一感が薄れますし、ごちゃごちゃな印象になりやすいです。

お気に入りの雑貨の中でも特に厳選したものだけを飾って、生活感を抑えたメリハリのある空間にしましょう。

和の植物や鉢を取り入れる

リビングやダイニングには植物を置きたいと思う人も多いのではないでしょうか?

和モダンにおすすめの観葉植物は、シュロチクやトクサです。

シュロチクは、鮮やかな緑の美しさが和モダンに合います。

トクサは、上向きに直線状に伸びる様子がまさに小さな竹です。のびやかな印象が和にアクセントをもたらします。

すでに観葉植物を置いている人は、鉢や容器を変えるだけで和モダンな雰囲気になりますよ。

升のような四角の容器や、火鉢や和食器といった陶器や焼き物に入れ替えるだけで、グッとおしゃれな和モダンになります。

リビングのソファ×畳

思い切って、置き畳の上にソファを置くのも、斬新な和モダンになります。

直接畳に座ったり立ったりするのは意外と体力がいるので、ソファを置いて快適に過ごせるようにするのも重要です。

快適さも取り入れた畳スペースで、嬉しい和モダンリビングになるでしょう。

畳に合いやすい低めのソファで、脚は細すぎず太めの方が畳を傷めないのでおすすめです。

置くだけ和モダン!龍村美術織物のテーブルセンター

龍村美術織物のテーブルセンターは、糸使いの繊細さや気品あふれる雰囲気が感じられる逸品です。

置くだけで上質な和モダンなリビング・ダイニングになるでしょう。

ここでは、具体的な活用方法とともに龍村美術織物のテーブルセンターを紹介します。

花瓶のアクセントに

さりげなくお部屋を彩るには、気軽に敷ける花瓶敷がおすすめです。

いつもの一輪挿しに敷けば凛とした美しさが際立ち、花束を活けた大きめの花瓶に敷けばエレガントな華やかさになるでしょう。

活ける花の種類や花瓶の色・素材によって、どんな雰囲気になるのかも楽しんでください。

飾り棚の上に

客間がない場合、リビングダイニングには親しい友人やお客様をお通しすることも多いですよね。

そんなときにパッと目に付く、飾り棚の上にテーブルセンターを敷くのがおすすめです。

テーブルセンターの上には、置物や写真など厳選したお気に入りのインテリアを置いてみてください。きっと話が盛り上がるきっかけになります。

垂らしてもおしゃれ

大判のテーブルセンターで、あえてテーブルから垂らすのも素敵です。

テーブルセンターを贅沢に使って、圧倒的な存在感を出せるでしょう。

龍村美術織物の匠の技を存分に堪能してください。

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まとめ:くつろぎの和モダン空間を作ろう

洋風のリビングやダイニングを手軽に和モダンにする方法を紹介しました。

  • 部屋の仕切りにのれんを掛ける
  • 窓にすだれを吊るす
  • 置き畳で手軽に畳を取り入れる
  • 和たんすを置く
  • 和テーブルを使う
  • 和紙の照明で照らす
  • 和風のウォールステッカーを貼る
  • 和雑貨を飾る

上記8つの方法のうち、できそうなものから試してみてください。

和モダンな空間にすることで、おしゃれだけどどこか懐かしいという気持ちになれるでしょう。

和モダンを取り入れて、リビングやダイニングをもっとくつろげる空間にしてくださいね。

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