和モダンインテリアを賃貸の1人暮らしに取り入れる4つのコツ

「和モダンなインテリアは一人暮らしでもできるのかな?」

一人暮らしを満喫しようとインテリアを調べ始めたとき、和モダンという言葉を見たことがあるかもしれません。

しかし、どうやって取り入れたらいいか、具体的にわからないことってありますよね。

そこで今回の記事では、和モダンインテリアの特徴や、一人暮らしにも使えるインテリアレイアウト、さらにはおすすめのインテリアグッズも紹介します。

和モダンの要素を少し取り入れるだけでも、落ち着いた居心地の良い空間に変身するので、ぜひ参考にしてくださいね。

一人暮らしにも人気!和モダンインテリアの特徴とは

和モダンインテリアは、和洋折衷なスタイルが特徴です。つまり、和風と洋風がミックスになっているインテリアのことをいいます。

和モダンインテリアはワンルームの一人暮らしにも取り入れやすく、フローリングの部屋でも和の雰囲気を楽しみながら暮らせます。

洋風の住居スタイルのメリットである機能性と、和風の落ち着きや温かみをミックスさせながら、居心地の良い部屋作りが可能です。

和モダンは、日本らしいインテリアを楽しみながら暮らしを豊かにしたい人におすすめのインテリアです。

具体的にどのような特徴があるか、見ていきましょう。

旅館のような雰囲気

まず和モダンは、旅館のような雰囲気を味わえます。

最近の旅館は、日本家屋を100%再現しているわけではなく、ドアやエアコン、エレベーターやテーブルなど、洋風スタイルも取り入れています。

和と洋を掛け合わせることで、非日常空間を作り出し訪れる人に癒しの時間を提供しているのです。

一人暮らしでも、旅館で使われているものと同じような照明、家具、小物を取り入れれば、自宅が自分らしい素敵な空間に生まれ変わるでしょう。

床座のロースタイル

次に、和モダンインテリアは床座のロースタイルという特徴が挙げられます。

床座とは、床に直接座ってご飯を食べたり、読書をしたりするスタイルのことです。

そのために、テーブルや家具の高さを低めにする必要があります。

ローテーブルと座椅子、座り心地のいいクッションを用意するだけでも、一人暮らしの部屋が和モダンインテリアになります。

椅子生活に慣れていると初めは違和感があるかもしれませんが、床座生活は部屋が全体的にすっきりするのでおすすめです。

低めの目線に合わせて、タンスやベッドといった他の家具も低めなコンパクトサイズを選ぶようにしましょう。

自然を感じられる素材

家具は低めでコンパクトにするだけでなく、木の温もりが感じられるものがおすすめです。

日本らしい要素を大切にしている和モダンでは、人工的な素材よりも自然なもので作られた家具や小物を取り入れます。

例えば、杉無垢材で組み立てられたローテーブル、流木の置物、綿や麻のカーテンなど、自然を身近に感じるようなインテリアにします。

季節に合わせて、少しでも花を飾るとさらに和モダンスタイルになります。

一人暮らしでも取り入れやすいという点も、和モダンの特徴です。

落ち着いたカラー

和モダンは落ち着いたカラーを使用している、という特徴があります。

和モダンの「和」は「和風」のことで、日本ならではの色がインテリアには使われます。

具体的には、桜色、鼠色、黄金色、薄紅色、藍色などが挙げられ、どれも落ち着いた色合いです。

原色のようなビビッドカラーはあまり使わず、取り入れるとしても差し色程度です。

和モダンインテリアの基本は、アースカラーと呼ばれる落ち着いた色を採用し、ホッと心が落ち着くような部屋づくりを心がけます。

四季によって変化

日本は四季による変化がはっきりとしていて、季節ごとの行事や草花を愛でる文化があります。

一人暮らしのインテリアでも季節ごとの要素を取り入れることで、和モダンを演出することができます。

例えば、テーブルや下駄箱などのちょっとしたコーナーに、春は桜やひな祭り、夏は朝顔や風鈴、秋は落ち葉やススキ、冬はキャンドルや鏡餅など、植物や小物を飾ると風情が出るでしょう。

コンパクトな部屋でも季節のものがあれば、日本の美しさを感じながら生活することができますね。

北欧家具と良い相性

和モダンスタイルのインテリアは、北欧家具とも相性が良いのが特徴です。

北欧家具は見た目がスタイリッシュなだけでなく、長く大切に使えるよう丈夫なつくりになっています。

素材も自然のものを利用していて、日本の伝統的な家や家具と並べて使っても違和感がありません。

もし今使っている北欧家具があれば、そのまま使用しながら和風の小物などで和モダンの要素をプラスして、一人暮らしの部屋をおしゃれにすることができます。

和モダンを取り入れた一人暮らしのインテリアレイアウト4つのコツ

和モダンを、賃貸でも一人暮らしの部屋のインテリアレイアウトに取り入れるには、コツが必要です。

基本的に和モダンは、ものが少ないすっきりとした印象を与えることが大切なので、引き算で考えるようにしましょう。

具体的に説明するので、ぜひ参考にしてください。

基本の家具から揃える

まずは基本の3つの家具から揃えるようにしましょう。それは、テーブル、ベッド、テレビボードです。

賃貸で一人暮らしを始めるとき、まずこの3点のみ購入して設置してください。

それ以外は、生活しながら必要に応じて加えていくことが大切です。

和モダンなインテリアレイアウトは、ものが少なくミニマリストに近いイメージです。

特に一人暮らしが初めての場合、どんな家具が好みかわからないので、無駄な買い物をしないためにも3点から始めましょう。

高さの低い家具を選ぶ

上で説明した基本の家具であるテーブル、ベッド、テレビボードは、高さの低いものを選びましょう。理由は、空間を広く見せるためです。

和モダンなインテリアで使われている家具は、昔の様式に倣って背の低いものがほとんどです。

賃貸のワンルームといった一人暮らしの部屋でも同様に、背の低い家具を使うことで和モダンな雰囲気となります。

ベッドは高さのあるものが多いので、ローベッドや、すのこの上にマットレスを敷くスタイルでもいいでしょう。布団を片付ける場所があるなら、スペースを広く使えるのでおすすめです。

高さのない小さめの家具をそろえると、部屋から圧迫感がなくなり心地よくなります。

つまり和モダンスタイルに合わせた家具は、開放感のある雰囲気を演出してくれるのです。

円形ラグを敷く

和モダンなインテリアはローテーブルを使い、床に直接座ることが多くなります。

冬場に寒さ対策でカーペットやラグをローテーブルの下に敷くとき、円形を選びましょう。

円形のラグは四角形と比べて、床が見える部分が増えるので軽くなり、すっきりとした印象を与えるからです。

和モダンは出来る限り圧迫感やごちゃごちゃした雰囲気を取り除きたいので、円形ラグを利用してスタイリッシュに仕上げましょう。

スペースに余裕があればソファを置く

一人暮らしの部屋に余裕があれば、ソファを設置しましょう。ソファがあれば、部屋にいる時間の質がぐっと上がります。

その際、ローテーブルに合わせて目線を低くするためにローソファがおすすめです。ローテーブルとローソファの組み合わせは、まるで風情のあるカフェに来たかのような雰囲気になります。

木を使った自然な雰囲気のローソファーか、布や革張りのソファーが和モダンを演出します。

賃貸・一人暮らしにおすすめ!和モダンを演出するインテリアグッズ8選

賃貸の一人暮らしでも和モダンを演出できる、インテリアグッズを8つ紹介します。

木製家具

まずは木製家具です。ウッド調のナチュラルな家具は、温かみのある和モダンにぴったりです。

一人暮らしの部屋はフローリングが使われていることが多いので、床と合う色合いの木製家具を選びましょう。

ダークブラウンやライトブラウンなど、同じ木の色でも明るさによって印象が異なるので、統一感を出すことが大切です。

革ソファ

一人暮らしの部屋をワンラックアップさせたいときは、思い切って革ソファを取り入れましょう。

革ソファが部屋にあると、一気にスタイリッシュで居心地の良い空間に変身します。

また、革製品は使えば使うほど艶や風情が出てくるので、愛着が湧いてきます。

理想の革ソファを探して、おうち時間を満喫しましょう。

観葉植物

自然を取り入れる和モダンスタイルでは、観葉植物も大切なインテリアグッズです。

観葉植物は、幹がくねくねと曲がり葉っぱが生い茂っているものより、すっきりとした直線が美しいフォルムの植物が和モダンインテリアに適しています。

また、植物で和風を思い切り楽しみたいなら、ミニ盆栽にも挑戦してみましょう。

盆栽はシニア世代に人気のイメージがあるかもしれませんが、今では初心者でも育てられる盆栽も出てきています。

さらに、苔玉も一人暮らしの女性に人気のアイテムです。盆栽や苔玉を入れる器にもこだわれば、和モダンスタイルを楽しめますね。

照明

和モダンな一人暮らしを楽しむには、照明も大事なポイントです。

蛍光灯のように明るすぎる光ではなく、暖色系の光を使うと落ち着きのある空間になります

竹で作られたカッコいい照明や、和紙のアジア風の照明などがあります。

もし在宅ワークや勉強で手元が暗ければ、スタンドライトを補完的に使います。

照明を変えるだけでも部屋の雰囲気が大きく変わるので、もし他の家具を買うのが難しければ、照明から始めてみるといいでしょう。

琉球畳

畳を一人暮らしの部屋に取り入れたいときは、琉球畳を使ってみましょう。琉球畳とは、丈夫ない草を用いて作られた畳のことです。

純和風の部屋といえば、やはり畳ですよね。気軽にごろんと寝ころべる、懐かしい畳の香りが心を癒してくれます。

琉球畳は、カラーバリエーションが豊富なので、きっと好きな色が見つかるはずです。部屋のサイズに合わせて選べるため、ローテーブルやベッドの周りに敷くと、素敵な和モダンインテリアができあがります。

和モダンデザインのアートパネル

和モダンなデザインのアートパネルも、一人暮らしのインテリアに気軽に設置できます。

リビングの壁に付けたり、玄関の靴箱の上に置いてもおしゃれです。

アートパネルは織物や布地などファブリックが張られていて、絵画とは異なり温かみのあるインテリアグッズです。

和柄のアートパネルは落ち着いたデザインですが、存在感があるのでおしゃれな部屋に変えてくれます。

和風だけでなく北欧の家具ともぴったり合うので、使いやすいアイテムです。

小物

出典:龍村美術織物

一人暮らしの部屋の片隅に、和風の小物を飾ることでも和モダンインテリアを楽しめます。

例えば、上の写真にある干支グッズは縁起が良く、日本らしいのでぴったりです。

ふくさ

 

出典:龍村美術織物

ふくさは、お茶席だけでなくインテリアとしても利用できます。ふくさの上にお茶碗や花瓶を置けば、とても落ち着きのある和の雰囲気になりますね。

テーブルセンター

ローテーブルにテーブルセンターを敷くと、洗練された和モダンインテリアとなります。

テーブルセンターは、手軽に変えられるインテリアグッズなので、季節に応じてカラーを変えることをおすすめします。

例えば、春は桜色、夏は涼しげな水色、秋は落ち葉の色、冬は雪の白色やグレーがぴったりです。

衣替えと同じようにテーブルセンターも変えると、部屋の雰囲気がガラッと変わり、気分転換になります。

テーブルセンター

出典:龍村美術織物

インドのペイズリー柄をあしらったこちらのテーブルセンターは、美しい花や樹が描かれています。

明るい雰囲気のカラーですが、派手さはなくとても上品なテーブルセンターです。

和モダンの落ち着いたインテリアにこちらのテーブルセンターを敷けば、華やかになるのが嬉しいですね。

まとめ:一人暮らしでも自分らしい和モダンのインテリアを楽しもう

賃貸の一人暮らしでも、和モダンスタイルのインテリアを楽しむことができます。

目線の低い木製家具、落ち着いたアースカラー、盆栽や苔玉、革ソファーや照明など、今の自分の部屋に合わせて取り入れてみましょう。

特に、和モダン柄のテーブルセンターやアートパネルは、上品な部屋に仕上げてくれます。

和モダンの部屋で暮らせば、ホッと心が落ち着いて旅館のような癒し空間となります。

こちらの記事で紹介したアイテムを取り入れて、一人暮らしを楽しんでくださいね!

和モダンテイストの寝室でくつろげる空間作り の記事もありますので、ぜひご覧ください。

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