シンプルなアートパネルの選び方5ステップとおすすめデザイン10点

アートパネル

モダンなホテルやオシャレなカフェでよく目にするアートパネル。

「自分もアートパネルを飾り、室内の雰囲気をガラリと変えてみたいが、選び方がよくわからない。」
と悩む方は多いのではないでしょうか。

そんな時は部屋の雰囲気に合わせたシンプルなアートパネルがおすすめです。

アートパネルには様々なモチーフや色合い、サイズが存在するため、アートパネルの選び方から購入するまでを5ステップにまとめました。
実際に購入できる、シンプルでおしゃれなアートパネル10点もあわせて紹介します。

1:シンプルなファブリックパネル

2:お花のモチーフに癒されるアートパネル

3:セットで飾りたいアートパネル

4:個性的なビンテージ風アートパネル

5:モノトーンで落ち着いたアートパネル

6:伝統文様は様々なシーンにマッチ

7:安らぎをあたえる植物のアートパネル

8:シンプルな幾何学模様のアートパネル

9:北欧系アートパネル

10:和モダンが目を引くアートパネル

店舗やオフィスなどビジネスユースとしてアートパネルの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは詳しい内容を見ていきましょう。

シンプルなアートパネルは人気のインテリア雑貨

室内の雰囲気を心地の良い空間に変えるインテリア雑貨として、シンプルなアートパネルが人気です。

理由として主張が強すぎず、あらゆるシーンへなじみやすい点が挙げられます。

例えば、アーティスト製の1点もののアートパネルは、応接室やエントランスなどに置けば来客者へのインパクトは絶大。
しかし、個性的なアートパネルは印象に深く焼きつくメリットはあるものの、同じデザインのアートパネルを複数枚揃えるのが難しい場合もあります。

ビルや店舗全体で似た系統のアートパネルを設置し、統一感を出したい場合は、シンプルなアートパネルの方が設置に向いていると言えます。

限定生産や1点もののアートパネルは、手元に届くまで時間がかかることも。
手に入れやすさでも、シンプルなアートパネルに軍配が上がります。

そのため、あらゆる場所になじみやすく、手配もしやすいシンプルなアートパネルを飾るオーナーや企業が増えてきているのです。

アートパネルとは

壁面を装飾するアイテムは絵画やポスターもイメージできますが、アートパネルの定義や他の装飾品との違いを説明します。

アートパネルとは、額に入らない状態で厚みのある板に素材を張り付けて展示するアート作品のこと。

板に張り付ける素材の代表として、キャンバス地、織物などの布地、和紙、印画紙などが挙げられます。

アートパネルはキャンバス地にアートや模様が印刷されていたり、着物や帯を彷彿させる織物を木製のパネルに貼り付けたものが多いです。

自宅のリビングや寝室のインテリアとして人気のある、ファブリックパネルもアートパネルの一種と言えます。

絵画とくらべてアートパネルは、購入後に管理の手間がかからず、軽量のため設置も簡単。
そしてアートパネルはポスターよりも立体感があるため、存在感もあります。

高級な印象をあたえるため、人気の装飾品と言えます。

シンプルなアートパネルで店内をおしゃれに

シンプルなアートパネルは、レストランやカフェなど店舗をおしゃれに変化させ、くつろげる空間作りに最適。

壁面への設置も簡単で、家具の上に設置しても様になります。

アートパネルは絵画にくらべると比較的お手頃な価格帯で、店内を大幅にリフォームする必要がありません。
低コストで店舗の雰囲気を変えることができるのがメリットです。

理想のアートパネルをスムーズに購入する5ステップ

具体的にアートパネルの導入を検討している場合、選び方がわからず、まずはネット検索を通してデザイン重視で選んでいませんか?

アートパネルは横長や正方形、2枚が1対となるセット売り、色味やサイズなど種類や価格が幅広いです。

そのため、事前に購入条件や設置後のイメージを固めておかないと、選定から購入まで膨大な時間を費やしてしまいます。

イメージ通りの空間を作るためにも、アートパネルをスムーズに購入する5ステップについて理解しておきましょう。

ステップ1:設置場所の選定

アートパネルを購入する際は、まず初めに設置場所を決めましょう。

オフィスやレストラン、ホテルや店舗などは敷地面積が広いため、事前にどこに何枚アートパネルを飾るのかを決めておくことが必要です。

また、設置場所をまず初めに決める他の理由として、壁面に対するアートパネルのバランスが重要なこともあります。

ステップ2:アートパネルを飾る目的を決める

設置場所が決まったら次に、アートパネルを飾る目的を考えましょう。

アートパネルを飾ることにより、与えられる印象や効果は何を目指しますか?

空間をおしゃれにする以外の具体的な目的を決めておくと、後のデザインやモチーフ選びがスムーズです。

以下、アートパネルの設置場所として人気の高い8箇所について、アートパネルを飾ることで得られるメリットをまとめました。

アートパネル選びのヒントとしてご活用ください。

設置場所 メリット
受付・エントランス 第一印象が良くなる
ホテルの客室 くつろぎ、安らぎ、癒し
エレベーター 無言になる空間でも圧迫感をあたえない。
レストラン 高級感を演出し、上質な空間で過ごすことにより顧客満足度が向上
お化粧室 気持ちがリフレッシュできる
オフィス 従業員の創造性を刺激し生産性が向上
通路 企業のブランディングや印象に残りやすい効果がある
応接間 会話の潤滑油に利用でき、コミュニケーションがとりやすくなる

 

ステップ3:色・絵柄・サイズをイメージする

具体的に、設置場所やアートパネルを飾る目的が決まったら、次はイメージ通りのアートパネル探しに進みます。

アートパネルの選び方

  • 絵柄(モチーフ)
  • サイズ

 

統一感のあるインテリアを目指すのであれば、壁面や家具など空間の多くを占める色味とアートパネルの色味を合わせるのがおすすめ。

設置する壁面の大きさに合わせ、全体的なバランスをイメージしながら選ぶと失敗のリスクが減らせます。

アートパネルを法人で購入する場合、サイズやデザインがカスタマイズできるメーカーもあるため、事前に相談すると安心でしょう。

ステップ4:購入場所を探す

アートパネルの設置場所や必要枚数、そしてデザインや大きさが大まかに決まったら、実店舗で買うのか、通販で購入するのか決めましょう。

画廊やインテリアショップに赴いて購入するメリットは、イメージとの相違を感じるリスクが減らせる点。

実物を見てから買いたい人にとっては、実際に店舗に行ってから買うのは確かに安心ですよね。
しかし、アートパネルを取り扱う店舗は都心部に多く、地方の方が訪れるのには時間がかかってしまうのがデメリット。

それにくらべて、通販でのアートパネルの購入は手軽さが最大のメリット。
全国どこからでも自分がイメージしたアートパネルをスピーディーに購入できる点が魅力です。
ただし、いざアートパネルが手元に届いたらイメージと違うアートパネルだったという場合も想定できます。

通販でアートパネルを購入する場合の注意点として、イメージと異なる場合、無料での返品交換ができるかは必ず確認しておきましょう。

おすすめの通販サイトをご紹介していますので「アートパネル通販におすすめのサイト5選!選び方のコツや注意点も解説」もぜひご覧ください。

ステップ5:予算を伝えてイメージ通りのアートパネルを購入

アートパネルの購入先を見つけたら、予算や好みを購入先の担当者に伝えて見積もりを出してもらいましょう。

たとえ気に入ったデザインを見つけたとしても、予算に見合わないと気軽に手が出せません。

飾る場所や枚数、大きさやデザインなどの希望は、豊富な知識と確かな目線を持つプロに相談するのが安心です。

相談自体は無料で受け付けているメーカーも多いです。
心から納得できる作品を購入するためにも、予算とイメージのすり合わせをしっかりおこなうことをお勧めします。

シンプルなアートパネルのおすすめ10選

シンプルなアートパネルのおすすめを10点ピックアップしました。
それぞれの特徴や飾る時のポイントもあわせて紹介。

詳しい内容を見ていきましょう。

 

1:シンプルなファブリックパネル

アートパネル

出典:minne

装飾要素を最小限に抑えたシンプルなファブリックパネルは、飾る場所を選びません。

アートパネル自体の主張が少ないために、壁面に飾ればさりげなくおしゃれな空間を演出できます。

 

2:お花のモチーフに癒されるアートパネル

出典:ライフスタイルショップ カーテンズ

花を飾ると気分が明るくなったり、元気になる心理効果があります。

花は私たちの心に様々な影響をあたえるため、花がモチーフのアートパネルを飾ることにより同様の効果が期待できるのです。

 

3:セットで飾りたいアートパネル

出典:cortina

アートパネルの飾り方として、大きめのサイズを1点だけ飾る手法と、複数枚を飾る手法があります。

サイズやデザインが同じアートパネルを複数枚並べると、ギャラリーのようなセンスの光る空間作りが可能に。

複数枚のアートパネルを飾る場合のポイントは以下の2つ。

  • 中心、または下端を揃える
  • アートパネルとアートパネルの間を同じ間隔にする

 

壁面とのバランスを見ながら複数枚のアートパネルを飾り、創造性を刺激する空間を演出してみましょう。

 

4:個性的なビンテージ風アートパネル

出典:ELEMENTS

シンプルですが洗練された印象を持つ、ビンテージ風のアートパネル。

ビッグサイズのアートパネルを1枚だけ壁面に飾ると、室内にインパクトをあたえ個性的な空間に。

アンティーク家具を用いた部屋との相性がよく、家具とアートパネルの色味をあわせるとさらに統一感が増します。

 

5:モノトーンで落ち着いたアートパネル

出典:LOWYA

白、黒、グレーなどモノトーンは都会的で洗練されたイメージをあたえます。

高級でシックな雰囲気を目指す場合、モノトーンのアートパネルはいかがでしょうか。

黒の面積が大きいアートパネルは重厚感がある反面、圧迫感もあたえてしまいます。

逆に白の面積が大きいアートパネルは爽やかな印象をあたえるため、白と黒のバランスを見ながらアートパネルを選ぶようにしましょう。

 

6:伝統文様は様々なシーンにマッチ

出典:龍村美術織物

伝統文様は着物や和食器、建築物などに多用され、文様ごとに意味を持ちます。

七宝つなぎ 円満や調和
青海波 永く続く幸せや平和な暮らしへの祈り
菱文 子孫繁栄と無病息災
麻の葉 子供健やかな健康への祈り
矢絣 婚礼の際の縁起物。邪気を払う
亀甲 長寿への祈り
鱗文 厄落とし、再生、厄除けの文様
波千鳥 家内安全、夫婦円満

私たちが古来より見てきた伝統文様は、親しみやすさや落ち着いた印象をあたえます。

どこか懐かしく、気持ちを落ち着かせる効果もあるため、和柄のアートパネルは人気が高いのです。

 

7:安らぎをあたえる植物のアートパネル

出典:Art Deli

観葉植物が癒しの効果があるように、植物をモチーフとしたアートパネルにもリラックス効果が期待できます。

緑は木や森などは自然の色のため、気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。

緑は中間色とも呼ばれバランスを保つ色。

様々な考えが行き交うオフィスや会議室に植物のアートパネルを飾れば、アイスブレイク的な存在になり、ストレスが緩和されます。

オフィスのような無機質な空間に、気持ちが安らぐ植物モチーフのアートパネルを飾るのはいかがでしょうか。

 

8:シンプルな幾何学模様のアートパネル

出典:ArtDeli

シンプルな図形の羅列から構成させる幾何学模様。

図形が隙間なく一定の間隔で組み合わさっている様子は、潔い美しさがあります。

幾何学模様は印象に残りやすい特徴があり、エントランスや応接間に飾れば、訪れた場所の印象と紐付き深く記憶に刻み込まれます。

直線で構成される幾何学模様はクールで男性的なイメージをあたえ、曲線の幾何学模様は柔らかい女性的な印象があります。

どのような空間作りを目指すかで、幾何学模様の直線・曲線・色合いを選んでいきましょう。

 

9:北欧系アートパネル

出典:cortina

アートパネルのデザインとして常に人気の高い、北欧デザインのアートパネル。

北欧デザインの魅力はシンプルで温かみがあり、動物や植物など自然に関連するデザインが多いのが特徴です。

アースカラーと呼ばれる優しい色使いで幅広い年代に愛されるため、不特定多数の人が訪れる場所に北欧系パネルが最適といえます。

 

10:和モダンが目を引くアートパネル

出典:龍村美術織物

和モダンのアートパネルの魅力は日本の伝統的な色使いを取り入れつつ、現代的なデザインを取り入れたデザイン製の高さ。

和モダンなアートパネルは優しい日本古来の色が多く、刺激が少ない色のため、リラックス効果が期待できます。

和の温かみとモダンなスタイリッシュさを兼ね揃えた和モダンなアートパネルは、高級感を演出したいときにおすすめです。

まとめ:シンプルなアートパネルで空間コントロール

大幅なリフォームが不要で、手軽に空間のイメージを一変できるアートパネル。

室内にアートを置くと気持ちがリフレッシュできたり、空間の雰囲気が明るくなる効果があるため、購入を検討している方も多いでしょう。

しかし、いざ購入段階に入ると、選び方がわからず頭を悩ませる場面も出てきますが、そんな時はこの記事を参考にしてみてください。

アートパネルはデザインや大きさ、価格帯が幅広いため、ご自身が目指す空間のイメージを固めることが大切。

法人割引を用意しているメーカーも存在するため、実店舗や通販などへ相談することをおすすめします。

サイズやデザインのカスタマイズが可能であったり、配送料の割引や設置サービスなどを用意しているメーカーもあるため、まずは問い合わせからはじめてみましょう。

インテリアに調和する和モダンアートパネルの選び方もご紹介していますので、「和モダンアートパネルの魅力とは?インテリアに調和する4つの選び方」「縦長アートパネルをバランス良く飾る3つのコツ!」「アートパネルでおしゃれなインテリア作り!人気デザイン5選と飾り方のコツ」もぜひご覧ください。

×
\\予算や活用の相談可能//
×
\\予算や活用の相談可能//
歴史ある龍村美術織物が作る
アートパネル
サイズ、使用記事等については
カスタマイズのご相談を承っております